京田辺市注文住宅 リフォームの 木村工務店 元吉です。
こんにちは。皆さん、この夏いかがお過ごしでしょうか?
最近は毎日がとても暑く、少し外に出るだけでも汗だくになるような日々が続いています。
こまめに休憩と水分補給をし熱中症に気を付けましょう。
さて、今回はタイトルにある通り新築工事が始まったので、工事の一番初めにする地盤改良についてお話します。
新しく家を建てる場合、まず初めに家を建てる場所の地盤が丈夫な地盤かどうかを調査し、改良が必要な軟弱な土地と判断されると地盤改良をしなければいけません。
もし、軟弱な土地で地盤改良をせずに家を建ててしまうと、地盤が家の重さに耐えられず沈んでいき、建物が傾いてしまう恐れがあります。そうなると、外壁がひび割れたりドアや窓などの建具が開きにくくなったりと様々なところに影響が出てきます。
その結果、資産価値が落ち、修繕費もたくさんかかることになります。
そんな家を建てるうえで重要な地盤改良には、いくつかの工法があります。
①表層改良工法
軟弱な地盤の深さが約2mの土地に用いられる工法で、軟弱な部分を掘り起こし土とセメントを混ぜて強固な地盤にします。平坦な土地の場合に向いています。
②柱状改良工法
軟弱な地盤が2~8mほどあり、表層改良工法では難しい深さの土地に用いられる工法で、地中にコンクリートの柱を入れるような工事です。強固な地盤が無くても施工はできますが、原状復帰させることが難しい工法のため、将来的に土地の売却を考えている方にはあまり向いていません。
③鋼管杭工法
深さが約30mまでの地盤改良が可能な工法で、銅管を地面に打って地盤を固めます。①、②に比べて地盤の強度は高く、支持層があれば施工可能です。
④砕石パイル工法
深さは約6.5mまで地盤改良が可能で、天然石を小さく砕いたもので地中に石柱を形成します。地震に強く、液状化も防いでくれます。
それぞれに特徴があり、土地によっての向き不向きがあります。
今回、木村工務店で新築を建てる土地は④の砕石パイル工法で地盤改良をしました。
この砕石パイル工法は、天然の石を使っているので環境に配慮した工法であり、尚且つ土地の資産価値の維持にもつながります。
お盆明けからは、基礎工事が始まり、上棟へと進んでいきます。
工事が進みましたら構造見学会も開催いたしますので、ご興味のある方はぜひ木村工務店までご連絡ください。
京田辺市注文住宅 リフォームの 木村工務店 元吉でした。