京田辺市注文住宅・リフォーム の 木村工務店 藤本景子です。
紅葉の美しい季節となりました。
これから晩秋を迎える京都の紅葉はとてもきれいですね。
写真は、大原三千院の紅葉と苔もみじ。
皆さんも、今週末お天気も良さそうなので、お出掛けされてみてはいかがでしょうか?
さて、今、私が一番感心があって、興味があること、それは、現在放送されているNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」です。
観ておられる方も多いのではないでしょうか。
もうすぐ鎌倉幕府最大の悲劇、「源実朝 暗殺事件」が描かれます。
何故か実朝に心惹かれていて、前回の放送では涙なくして観られませんでした。
藤原定家に師事していた実朝は、”小倉百人一首”に「鎌倉右大臣」として歌を載せているのですが、なぜか今、その歌が心に響きます。
”世の中は、常にもがもな渚漕ぐ あまの小舟の綱手かなしも”
世の中の様子が、こんな風にいつもでも変わらずにいてほしい。
波打ち際を漕いでゆく漁師の小舟が、へさきにくくった網で陸から引かれている。
ごく普通の情景が切なく思えてしまう。という意味だそうです。
望まない権力争いに巻き込まれて、28歳で暗殺されてしまった、天才歌人・源実朝の優しい本当の姿が歌から詠み取れますね。
「このような平和な世の中が、いつまでも続けばいいな」という実朝の想い。
今、世界で起きているロシア・ウクライナ戦争、北朝鮮のミサイル、中国と台湾問題。
この3つの国の隣国が日本であることを忘れてはいけないと思います。
京田辺市注文住宅 リフォーム の 木村工務店 藤本でした。