こんにちは、木村工務店です。
木村工務店では「強い木の家」を建てています。日本は地震や台風が多く、湿気が多い地域のため、木造住宅が適していると考えて強い木を使った家づくりをしています。
そこで今回は、木へのこだわりについて、実際に木村工務店が使用している素材を合わせてご紹介します。
■木の使い方
松の木のように横を向いて幹が伸びている木は横向きに使い、杉や檜木のように空に向かってまっすぐ育っている樹木は縦に使います。
■フローリングにはどちらがおすすめ?
固い広葉樹の方が傷つきにくく、靴を履いて暮らす場合などに適していますが、日本人は靴を脱いで暮らす文化なので、足触りが柔らかい針葉樹を選ばれる方も多いです。
針葉樹は足の裏にやさしく暖かく感じられるのですが、その分傷ついたりすることもあります。また、産地や年輪の大きさによって、傷つきにくいものもあり、樹種によっても柔らかさが異なるのも特徴です。
木の年輪は、暖かい国で育つと年輪の幅は広くなり、寒い国だと狭くなります。この年輪の狭い木材は傷つきにくく、社長もおすすめしています。
■木へのこだわり
木は乾燥すると隙間ができます。この隙間をつくらないためには含水率が大切です。床材の含水率は市販されている床材で15~20%程度ですが、この木の床材を使って床をつくると、乾燥したときに、床と床の間に隙間ができてしまいます。そうするとゴミがたまり不衛生になり、歩くときにも不快感が生まれてしまうでしょう。
それを解消するために、社長が探しあて、辿り着いた床材は、ロシア産の樹齢300年の「赤松のフローリング」。含水量を5%以下に落とせる技術を使い、隙間をつくらない床をご提案しています。
次回も【強い木の家】についてご紹介します。お楽しみに!