こんにちは。
京田辺 注文住宅 リフォーム の 木村工務店 三谷です。
9月20日(土)に2年ぶりに開催した「きむらまつり」には多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の売上金は京田辺市へ寄付させていただきます。
さて、ここからは家づくりのお話です。
京田辺市は夏は猛暑、冬は底冷えが特徴的な地域。
「夏の暑さがしんどい」「光熱費が高い」「冬は部屋が寒い」という悩みが多いように感じます。
そこで注目されているのが、快適で省エネな住宅を目指す「HEAT20基準」。
2025年7月には『夏・中間期の快適性』を評価する新基準(G-A・G-B)が追加されました。今回はこの新しい基準も含め、HEAT20について解説します。
■HEAT20とは?
HEAT20は、国の省エネ基準を上回る高断熱・高気密住宅の指標で、『20年先を見据えた快適・健康な住まい』を目指しています。
従来の主な指標はG1〜G3「冬の暖かさ」が基準でしたが、近年の気候条件の変動により、「夏・中間期」の快適性基準が求められるようになっており、新たにG-A・G-Bといった指標が登場しました。
京田辺は地域区分6地域(温暖地)に分類される地域で、夏は35℃を超える猛暑日が続き、冬は氷点下まで冷え込むこともある。「夏の冷房負荷」と「冬の底冷え対策」の両方が必要な地域です。
■京田辺でHEAT20を考えるなら
冬:最低でもG2以上を目指すのがおすすめ
夏:新基準G-A/G-Bを意識した遮熱・日射制御設計が重要です
■HEAT20基準の具体内容
HEAT20では、主に下記のような住宅性能が評価されます。
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断熱性能(UA値)
外壁・屋根・床・窓などの断熱性能を数値化したものです。値が小さいほど熱が逃げにくく、冬は暖かく、夏は外の暑さを遮断できます。 -
気密性能(C値)
すき間の少なさを示す指標です。気密性が高いと冷暖房効率が上がり、結露やカビのリスクも減ります。 -
日射取得・日射遮蔽
冬は太陽の光を室内に取り入れ、夏は日射を遮ることが重要です。庇や窓の位置、ガラスの性能などが快適性に直結します。

これまでは「冬の暖かさ(G1〜G3)」が中心でしたが、近年は猛暑や中間期(春・秋)の蒸し暑さへの対応も求められるようになりました。

■夏・中間期の新基準(G-A・G-B)
G-A:冷房負荷を約30%削減。
G-B:冷房負荷を約40%削減。

HEAT20基準を取り入れることで、光熱費削減や冬の底冷え・ヒートショック対策、夏の快適性向上が期待できます。
1年を通して快適で省エネ、健康的な暮らしを実現できるため、次世代住宅の新しいスタンダードになることが期待されます。
京田辺で快適な家を建てるには「冬はG2以上」「夏はG-A/G-B対策」が目安です。
木村工務店は”住み継がれる家づくり”を目指しています。
1年を通して快適に過ごせる家づくりに興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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京田辺 注文住宅 リフォーム の 木村工務店 三谷でした。























