京田辺 注文住宅 リフォーム の 木村工務店 三谷です。
先日開催された経済産業省の審議会において、ZEH基準の見直しが公表されました。
主な見直しポイント(戸建住宅)は以下の通りです。
【断熱性能の引き上げ】
断熱等級5 → 断熱等級6
【一次エネルギー消費量削減率の引き上げ】
BEI:≦0.80(20%削減) → ≦0.65(35%削減)
※BEI(Building Energy Index)とは、住宅で使用するエネルギーの消費量を示す指標です。
国が定める基準値は「1.0」とされており、この数値が小さいほど省エネ性能が高いことを意味します。
【設備要件の追加】
(これまで)指定なし → (今後)①高度エネルギーマネジメント(HEMS) ②蓄電池(5kWh以上)
この新基準は、「子育てグリーン住宅支援事業」のGX志向型住宅とほぼ同等の内容となっています。
現在示されているスケジュール案では、2027年度から新基準が適用される予定とのことです。
これまで、ZEH水準の達成が国の補助金制度や住宅ローン減税などの優遇措置の条件とされてきました。
そのため、今回の基準引き上げにより、新基準を満たしていない住宅ではこれらの優遇措置を受けられなくなる可能性があります。
これから家づくりを検討される方にとっては、新しい基準を見据えた計画が必要になってきそうですね。
とはいえ、省エネ性能の向上に伴って建築費用も上がる傾向があります。
私たち工務店にとっても、お客様にとって本当に価値のある提案ができるよう、日々の情報収集と学びを怠らずに取り組んでいかねばならないと、あらためて感じました。
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京田辺 注文住宅 リフォーム の 木村工務店 三谷でした。