京田辺市注文住宅 リフォームの木村工務店 元吉です。
こんにちは。ついこの前まで本当に11月なのかと疑うくらい暑い日が続いておりましたが、先週の土曜日頃から急に寒くなってきましたね。ちょうどその土曜日には久しぶりに感謝祭を開催しており、服装が半袖の木村工務店のポロシャツの上に作業着を着ているだけで防寒対策ができていなかったのでとても寒かったです。(笑)
皆さんはしっかりと防寒対策できていますか?
さて今回は、だいぶ間があいてしまいましたが以前に地盤改良の内容のブログを書かせていただいた時の現場の続きの紹介になります。
地盤改良が終わった後は、基礎工事→土台敷き→上棟→大工工事と進んでいき、今は内装工事がスタートしています。
基礎工事では、鉄筋を組んでいきその周りをコンクリートで覆っていきます。鉄筋を組むのもただ組んでいけばいいというわけではなく、お家を支えられる十分な強度を得られるよういろいろなことが法律で決められています。
例えば、【重ね継手】といわれる鉄筋同士を重ねてつなげる部分は、その鉄筋の太さの40倍の長さを重ねなければいけなかったり、【かぶり厚さ】といわれる地面から鉄筋までの距離は、鉄筋が水分を吸うことで錆びて弱くなってしまうことを防ぐために6㎝以上確保しなければいけないなどがあります。
土台敷きでは、基礎と土台の木材との間にパッキンを入れていきます。普段新築の工事をするときは土台パッキンといわれるスポンジ状のパッキンと空気の通り道のある通気パッキンとの2種類を使っており用途に合わせて使い分けています。
木村工務店では高気密・高断熱の家を造っているため、外気が直接建物内に入ってくるのを防ぐために一番外側の部分にスポンジ状のパッキンを使用し、さらにその上からコーキングをして蓋をします。逆に建物の内側の部分は、床下も含め家中の温度を均一にするために空気を循環させる必要があり、空気の通り道のある通気パッキンを使用しています。
上棟以降は大工さんがメインに作業をしていくようになります。構造上必要となる耐震金物の取り付けや窓を取り付けて気密の処理をしていく作業に始まり、天井の下地組、天井ボード張り、床張り、壁のボード張りと進んでいきます。この作業が終わるまでに約2か月ほどになります。
現在は、大工工事が終わったのでクロス屋さんに天井・壁のクロスを張っていってもらっています。
クロスを張り出す前にビスやボードのつなぎ目などの溝や隙間をなくすためにパテをしまければいけません。このパテは、2~3回ほどするのですが、1回目に粒の大きいパテでざっくりと溝を埋め、2回目3回目と粒の細かいパテで平らになるように仕上げていきます。
前のパテが乾いてからでないと次のパテができないのですぐにクロスを張り始められるわけではありません。
このクロスが張り終わるだけで一気に完成感が出てきます。楽しみですね。
また工事が終わりましたら紹介させていただきます。
以上、
京田辺市注文住宅 リフォームの 木村工務店 元吉でした。