こんにちは、木村工務店です。
木村工務店では、無垢フローリングにこだわっています。
天然素材は足触りが心地よい反面、メンテナンスが難しいというイメージもあるのではないでしょうか。
でも実は、簡単なメンテナンスで長く使い続けることができるんです。
そこで今回は、天然木のメンテナンス方法についてご紹介します。
■ヘコミ、キズの復元・修復
天然木は柔らかいため、キズやヘコミがつきやすい素材です。復元力があるので、小さなヘコミなどは、アイロンで復元が可能です。
まず、ヘコミがある部分に水をつけます。そこに薄手の生地を置いて、その上からアイロンを3、4秒あてると、ヘコミがもとに戻ります。(温度は「中」「スチーム」にしましょう)
■ひび割れ
天然木は周囲が乾燥していると、調湿機能によって自らの水分を放出し、湿気を保とうとするので、ひび割れが発生します。暖房やヒーターの風が直接当たらないようにして、加湿器などで湿度を保つことが大切です。
もしひび割れが起きてしまったら、「パテ」をひびの中に押し込むように埋め込みます。その後、すぐに固く絞ったぞうきんやタオルなどで拭き取り、1時間程度乾燥させたら完了です。
■赤松の黒い斑点
赤松材にはまれに天然樹脂があり、浮き出てくることがあり、そこにホコリなどがつくことで黒い斑点のように見えることがあります。この場合は、乾いたぞうきんやタオルでこすると除去できることがあります。
■年1回のワックスがおすすめ
自然素材塗料を使用して、年1階程度、ワックス塗装をすると天然木を美しく保てます。また、太陽の光が当たる場所には、耐候性の高い木材保護塗料を使うことで、変色を防げるので、ワックスについても事前に確認しておくのがおすすめです。
木村工務店は無垢フローリングをはじめ、木の家づくりに詳しい会社です。ぜひお気軽にご相談ください!
次回は、天然木を使った家の施工事例をお届けします。お楽しみに!