こんにちは、木村工務店です。
家の中で季節を感じながら暮らすことができたら、毎日の生活がもっと豊かになりますよね。窓の工夫や庭づくり、インテリアの工夫を取り入れることで、春夏秋冬の移り変わりを楽しめる住まいをつくることができます。
今回は、「季節を楽しむ家づくり」のポイントをご紹介します。
- 季節を感じる窓の工夫
家の中にいながら、四季折々の景色を楽しめるようにするためには、窓のデザインが大きなポイントになります。
① 広い窓で外の景色を取り込む
リビングやダイニングに大きな掃き出し窓を設けることで、外の景色がまるで一枚の絵のように楽しめます。例えば、春には新緑や桜、夏には青々とした庭木、秋には紅葉、冬には澄んだ空気の景色を窓から眺めることができます。
② 窓の高さや位置を工夫する
天井近くに設けるハイサイドライト（高窓）は、日光を効果的に取り入れながら、空を眺めることができるので、特に冬の陽だまりの温もりを感じることができます。また、角に窓を配置するコーナー窓を採用すれば、視界が広がり、より開放的な空間が演出できます。
③ 窓辺にグリーンを取り入れる
窓際に観葉植物を置いたり、窓の外にウッドデッキや花壇を設置すると、室内から四季の変化を感じやすくなります。風に揺れる葉や、季節ごとに変わる植物の色合いが、日常の中に自然のリズムをもたらしてくれます。
- 季節を楽しむ庭づくり
庭があると、季節ごとの変化をより身近に感じることができます。広い庭がなくても、バルコニーやウッドデッキを活用すれば、自然を楽しむ空間をつくることが可能です。
① 四季折々の植物を植える
庭に植える植物を選ぶ際は、春夏秋冬、それぞれの季節で楽しめる植物を組み合わせるのがおすすめです。
春：桜、チューリップ、ミモザ
夏：アジサイ、ヒマワリ、グリーンカーテン（ゴーヤやヘチマなど）
秋：コスモス、紅葉する木（モミジやナナカマド）
冬：クリスマスローズ、常緑樹（オリーブやシマトネリコ）
季節ごとに花が咲くように計画すると、1年を通して庭の表情を楽しむことができます。
② アウトドアリビングをつくる
庭にウッドデッキやテラスを設置すると、気軽に屋外で過ごす時間を楽しめます。
例えば、春や秋には読書やティータイムを、夏にはバーベキューやプール遊びを、冬には焚き火やイルミネーションを楽しむこともできます。天気の良い日に外の空気を感じながら過ごす時間は、心をリフレッシュさせてくれます。
- 季節を楽しむインテリア
インテリアに少し工夫を加えるだけで、家の中でも四季の移り変わりを感じることができます。
① 季節に応じたファブリックの切り替え
クッションカバーやカーテン、ラグマットなどのファブリックを季節ごとに変えると、インテリアに季節感を取り入れやすくなります。
春・夏：リネンやコットン素材、爽やかなブルーやグリーンのカラー
秋・冬：ウールやフランネル素材、温かみのあるベージュやブラウンのカラー
ちょっとした模様替えで、季節に合った雰囲気を楽しむことができます。
② 自然素材の家具を使う
木や竹、ラタンなどの自然素材の家具を取り入れることで、四季を問わず心地よい空間を演出できます。特に、木材は温もりを感じさせる素材なので、ナチュラルな雰囲気のインテリアと相性抜群です。
③ 季節の小物を飾る
インテリアに季節の小物を取り入れるのもおすすめです。例えば、春には桜をモチーフにしたアイテム、夏にはガラスの雑貨や風鈴、秋には紅葉やドライフラワー、冬にはクリスマスの飾りやキャンドルなど、季節ごとにインテリアを少し変えるだけで、暮らしが楽しくなります。
家の中にいながらも、四季を感じられる工夫を取り入れることで、暮らしがより豊かになります。
木村工務店では、自然と調和した住まいづくりを大切にしています。窓の配置や庭の設計、インテリアの工夫など、季節を楽しめる家づくりをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
次回のコラムもお楽しみに！
