こんにちは、木村工務店です。
家の印象を大きく左右する「外観デザイン」。なかでも、外壁の色や素材選びは“家づくりの楽しみのひとつ”でもあり、迷いやすいポイントです。
今回は、最近のお客様から特に人気の高い外壁のトレンドや色合わせの工夫についてご紹介します。木村工務店の施工事例を見て「これ、好き!」と選んでいただけるケースも多いので、外壁選びの参考にしていただけるとうれしいです。
■今人気なのは「モノトーン×木目」デザイン
最近のトレンドとして目立つのが、ホワイトやブラック、ネイビーを基調に、アクセントに木目を組み合わせるデザインです。
インスタグラムなどで見かけた施工例をもとに、「こんな家にしたい」とイメージを伝えてくださるお客様も増えています。
ホワイト×木目:明るくナチュラルな印象に
ブラック×木目:重厚感と温かみを両立
ネイビー×木目:スタイリッシュで少し遊び心のある印象
いずれもバランスよく組み合わせることで、シンプルながらも個性が光る外観になります。
■“アースカラー”の注目度もアップ中
定番カラーに加えて、最近ではカーキやモスグリーンなどのアースカラーを選ばれる方も。
グレーやグレージュ、アイボリーなどのやわらかい中間色も人気で、落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。
一方で、ベージュや茶系、シルバーはやや控えめな印象で、選ばれる方は少なめです。
■素材は「本物の木」or「サイディング」?
木目を取り入れる場合、「本物の木を使うか、木目調のサイディングにするか」で悩まれる方もいらっしゃいます。
本物の木はやさしい風合いが魅力ですが、日差しや雨による劣化や変色が気になるという声も。
そのため、最近は機能性に優れたサイディング材(神島化学工業の製品など)を選ばれる方が増えています。
見た目は自然でありながら、メンテナンスのしやすさや色持ちの良さも重視される傾向にあります。
■軒天やサッシ、雨どいにも「ひと工夫」
外観の印象は、外壁だけで決まるわけではありません。
軒天や雨どい、玄関ドア、サッシなどの細部の色選びも、全体の雰囲気を左右する大事な要素です。
・軒天材
一般的には白が多いですが、黒や木目調、グレーを選ぶことで外観がぐっと引き締まります。
・サッシ
以前はブロンズ系が主流でしたが、最近は外壁と同調させてなじませるデザインが人気です。反対に、あえて黒のサッシでアクセントをつける方法も。
このように、細かな部分まで統一感を意識することで、全体として洗練された外観になります。
■外壁を1階と2階で切り替えるスタイルも人気
シンプルなデザインの中に変化をつけたい場合は、外壁材の「上下切り替え」もおすすめです。
1階は落ち着いた色、2階は明るめの色を組み合わせたり、異なる素材感を取り入れたりすることで、メリハリのある外観に仕上がります。
外壁デザインは、色や素材、細部の組み合わせによって、住まいの印象が大きく変わります。理想のデザインをイメージしながらも、長く暮らしていく中でのメンテナンス性や機能性も大切な視点です。
木村工務店では、施工事例やサンプルをご覧いただきながら、外壁選びのサポートを行っています。「これってどうかな?」と思ったことは、ぜひお気軽にご相談くださいね。
次のブログもお楽しみに!